長崎県は壱岐の島は北は韓国のプサン、南は九州の政治経済の中心地・福岡市のちょうど真ん中付近に位置する歴史とロマンと人情風情の島だ。
壱岐の島にはたくさんの漁師まちがあり、その中で一番大きいのが勝本の町だ。
小型船舶の総数は富山県の新湊に次ぐ日本でも屈指の漁港で、古くは鯨組の基地として栄えた。その時代には関西では紀伊、宮津、但馬や瀬戸内の文化を受け現在でも京風の柔らかく、人なっつい人たちが多い。
以前、九州とプサンが交流が盛んな頃、知識人達の間で双方を奥座敷と位置付けていたらしい。
その間に横たわる海を玄海と呼んだらしい。古代はシルクロードの拠点として栄え、中世からそれ以降にかけては、朝鮮半島と大陸との重要な中継地として栄えた、その玄界灘に浮かぶ壱岐の島にはそれを感じる場所がいくつも島内に散らばっているのだ。
そんなおとなの島歩きも悪くはない、そう思い歴史の足跡をたどりながら、勝本の町を歩いてみた、、、